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キャンピングカーを安く借りるコツ 料金の仕組みと見落としやすい費用

公開 2026-10-18・テーマ・料金・節約・レンタル

この記事の目次
  1. まず料金の仕組みを分解して見る
  2. 平日・オフシーズンを選ぶ
  3. 車の大きさを人数と使い方に合わせる
  4. 料金は「24時間あたり」にそろえて比べる
  5. キャンセル料と予約の決まりを確かめる
  6. 見落としやすい費用を先に見積もる
  7. まとめ

キャンピングカーのレンタルは、ふつうのレンタカーより1日あたりの料金が高めです。それでも、料金の仕組みを知って借りる時期や車の大きさを工夫すれば、総額はかなり変わります。この記事では、表示されている料金だけでなく「最終的にいくら払うのか」に目を向けて、安く借りるためのコツを紹介します。

まず料金の仕組みを分解して見る

レンタル料金は、いくつかの費用の組み合わせでできています。店舗のサイトに大きく書かれている金額は「基本料金」だけ、ということも少なくありません。比べるときは、次の項目に分けて見ていきましょう。

費用の種類 内容 確かめたいこと
基本料金 車を借りる料金 何時間単位か、平日と休日で違うか
保険料 対人・対物・車両などの保険 基本料金に含まれているか
免責補償(CDW) 事故のときの自己負担(免責額)を免除する制度 任意か必須か、1日あたりいくらか
NOC(ノンオペレーションチャージ) 事故などで車が使えない間の営業補償 金額と、補償で軽くできるか
オプション 寝具、調理器具、テーブル・チェア、カーナビなど 必要なものだけ選べるか
距離 走行距離に応じた料金 1日あたりの距離の上限と超過料金
清掃・ペット 返却後の清掃、ペット同乗の追加料金 どんな場合にかかるか
受け渡し 時間外の受け渡し、乗り捨て 必要なら料金はいくらか

国土交通省の地方運輸局が公開しているレンタカー貸渡約款の参考様式では、NOCは「レンタカーの使用中に事故等により損害が発生した場合に、借受人又は運転者がレンタカー会社に支払う営業補償」と説明されています。免責補償とは別のものなので、「免責補償に入っていれば事故の負担はゼロ」とは限らない点に注意しましょう。

約款の例で見る金額の感覚

日本RV協会が監修したレンタル事業向けのマニュアル(2022年ごろの資料)には、ある店舗の貸渡約款が例として載っています。数字はあくまでその店舗の例ですが、どんな項目にお金がかかるかをつかむ参考になります。

  • 対物・車両の事故の自己負担(免責額): 各15万円
  • 免責補償制度(CDW): 2,750円に加入すると免責額の支払いが免除
  • NOC: 自走して店舗に戻せた場合20万円、戻せなかった場合30万円
  • 走行距離: 1日250kmまで、超えたら10kmごとに110円
  • 返却の遅れ: 10分遅れるごとに追加料金
  • ペット禁止の車で毛やにおいを残した場合: 清掃費の請求

キャンピングカーは修理に時間がかかり、1台あたりの売上も大きいため、一般のレンタカーよりNOCが高めに設定されていることがあります。同じマニュアルでも、一般のレンタカーと違って1日あたりのコストが大きいため掛け金も高くなる、と店舗向けに説明されています。安さだけで選ばず、事故のときに最大いくら払う可能性があるか も比べておきましょう。

平日・オフシーズンを選ぶ

料金をいちばん大きく左右するのは 借りる時期 です。多くの店舗では、次のような時期に料金が高く設定されています。

  • ゴールデンウィーク
  • 夏休み(特にお盆の前後)
  • 年末年始
  • 3連休や大型連休

反対に、平日や、旅行の需要が落ち着く時期は料金が下がる傾向があります。料金表を見比べると、同じ車でも時期によってかなりの差があることが分かります。

休みを動かせる人は、次のような工夫を考えてみてください。

  • 出発を金曜日から木曜日にずらす
  • 連休の真ん中ではなく、連休明けの平日に借りる
  • 夏なら7月上旬や9月、冬なら年末年始を外す

料金表を見るときは、日数による割引にも目を向けてみてください。店舗によっては、長く借りるほど1日あたりの料金が下がる仕組みがあるので、料金表や問い合わせで確かめておきましょう。逆に、短い日帰りや1泊だけだと、受け取りと返却の手間に対して割高に感じることもあります。旅の日数に合わせて、どの料金の区切りがいちばん得になるかを計算してみましょう。

ただし、冬は寒さへの備えが必要です。冬に借りるならFFヒーター付きの車を選ぶなど、季節に合った装備を優先しましょう。安い時期でも、快適に過ごせなければ意味がありません。

車の大きさを人数と使い方に合わせる

キャンピングカーの料金は、車体が大きく設備が多いほど高くなるのが一般的です。人数や使い方に対して大きすぎる車を選んでいないか、一度見直してみましょう。

車のタイプ 特徴 向いている人
軽キャンパー 軽自動車がベース。小回りがきく 1〜2人、短めの旅
バンコン ワンボックス車がベース。運転しやすい 2〜4人、街なかの移動も多い旅
キャブコン トラックがベース。居住スペースが広い 家族、連泊

軽キャンパー や バンコン は、キャブコンより料金が抑えめなことが多く、車体が小さいぶん燃料代や駐車のしやすさでも有利になりやすいです。一方で、寝られる人数やトイレ・シャワーなどの設備は限られます。「寝るのは車内、トイレやお風呂は施設を使う」と割り切れるなら、小さめの車で十分に楽しめます。

オプションは「持っていけるもの」を見直す

寝具や調理器具、テーブル・チェアなどのオプションは、1つずつは小さな金額でも、人数分・日数分を足すとまとまった額になります。自宅にある寝袋や食器、キャンプ用品を持っていけば、その分を減らせます。反対に、持っていくと荷物が多くなりすぎるものや、車に合わせた専用品は借りたほうが楽です。予約のときに、何が標準で付いていて何がオプションなのかを一覧で確かめ、必要なものだけを選びましょう。

料金は「24時間あたり」にそろえて比べる

キャンピングカーの料金表は、店舗によって数え方がばらばらです。

  • 24時間ごとの料金
  • 「1泊2日」など、日付の数で数える料金
  • 受け取りが午後、返却が翌日の夕方、のように時間が決まったプラン
  • 平日・休日・繁忙期で単価が変わる料金

たとえば、A店が「1泊2日で3万円(10時〜翌18時)」、B店が「24時間2万5千円」だとします(説明のための仮の数字です)。A店は32時間使えるので、24時間あたりに直すと約2万2,500円です。表面の金額だけ見ればB店が安く見えますが、時間をそろえるとA店のほうが割安、ということもあります。

比べるときは、次の順番で計算してみると分かりやすくなります。

  1. 借りる時間(受け取りから返却まで)を決める
  2. 各店舗の料金をその時間で計算する
  3. 税込かどうかをそろえる
  4. 保険料・免責補償・必要なオプションを足す

campergo では、各店舗の料金を「24時間・税込に換算した目安」で並べているので、数え方の違う店舗どうしでもおおまかに比べられます。安く借りられる車は 安く借りられるキャンピングカー のページから探せます。ただし、目安はあくまで比較のためのものです。実際の料金は、予約のときに店舗の料金表で確かめてください。

キャンセル料と予約の決まりを確かめる

安い時期を狙って早めに予約するなら、キャンセル料の決まりも必ず確かめておきましょう。

国土交通省の地方運輸局が公開している貸渡約款の参考様式では、借りる人が予約を取り消したときは、事業者が別に定めるところにより予約取消手数料を払うことになっています。つまり いつから、いくらかかるかは店舗ごとに違う ということです。

日本RV協会監修のマニュアルに載っている予約の流れの例では、仮予約から1週間以内に料金の半額を払って予約が完了し、残りは貸し出し当日に払う仕組みになっています。このように、予約の時点でまとまった額を払う店舗もあります。

予約の前に確かめたいのは次の点です。

  • 何日前からキャンセル料がかかるか、その割合
  • 予約金(内金)を払うタイミングと、返金の扱い
  • 日程変更が無料でできるか
  • 悪天候や体調不良のときの扱い
  • 借りている途中で早めに返したときの扱い(中途解約の手数料)

先の約款例では、途中で解約した場合も取消手数料と同じ額の中途解約手数料がかかるとされています。「早く返せば安くなる」とは限らないので注意しましょう。

見落としやすい費用を先に見積もる

レンタル料金を安く抑えても、旅の費用はそれだけではありません。次の費用も合わせて見積もっておくと、予算オーバーを防げます。

燃料代

燃料代は「走る距離 ÷ 燃費 × 燃料の単価」で見積もれます。キャンピングカーは車体が重いため、同じクラスの乗用車より燃費が悪くなりがちです。燃費は車種によって大きく違うので、予約のときに店舗に目安を聞いておきましょう。

例として、燃費が1Lあたり8km、燃料が1Lあたり160円の車で600km走ると、600 ÷ 8 × 160 = 1万2,000円です(仮の数字です)。燃料の単価は時期や地域で変わるので、資源エネルギー庁の石油製品価格調査などで最新の全国平均を見ておくと見積もりの精度が上がります。また、ガソリン車か軽油(ディーゼル)車かで単価も違います。

返却時は満タンで返すルールの店舗が多いので、返却する店舗の近くで給油できる場所も調べておきましょう。

高速道路の料金

高速道路の料金は車種区分で決まります。NEXCO中日本の案内によると、区分は「軽・二輪」「普通車」「中型車」「大型車」「特大車」の5つです。キャンピングカーは車によって区分が違うことがあるので、借りる車がどの区分になるかを店舗に確かめてから計算しましょう。軽自動車をベースにした軽キャンパーは「軽・二輪」の区分になるので、ここでも小さめの車が有利になります。

泊まる場所の料金

RVパークやオートキャンプ場の利用料も必要です。電源の使用料やごみ処理の料金が別にかかる施設もあります。毎晩有料の施設に泊まると積み重なるので、料金と設備を見比べて選びましょう。なお、道の駅などの公共の駐車場は休憩のための場所で、宿泊目的の利用は遠慮してほしいとされています。費用を浮かすために公共の駐車場に泊まるのは避けましょう。

その他

  • 入浴施設の料金(車にシャワーがない場合)
  • 観光地の駐車場代(大きな車は停められる場所や料金が変わることがある)
  • 食材や日用品

まとめ

キャンピングカーを安く借りるには、基本料金だけでなく、保険・免責補償・NOC・オプション・距離料金まで含めた総額で比べることが大切です。平日やオフシーズンを選び、人数に合った小さめの車を選ぶと、レンタル料金だけでなく燃料代や高速料金も抑えやすくなります。料金は24時間あたりにそろえて比べ、キャンセル料の決まりも予約前に確かめておきましょう。

campergo の 安く借りられるキャンピングカー では、24時間・税込に換算した目安で各店舗の料金を比べられます。まずは気になる地域で、料金の幅を見てみてください。

参考にした情報

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