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キャンピングカーレンタル検索サイトへの掲載方法

キャンピングカーレンタル検索サイトへの掲載方法

更新 2026-10-22制度・根拠の確認 2026-10-22

この記事の目次
  1. この記事の要点
  2. 検索サイト・予約サイトの種類と違い
  3. 手数料の形と、比べるときの見方
  4. 掲載する情報: そろえておく項目
  5. 検索サイトの選び方
  6. 掲載の手順
  7. 載せたあとの注意: 正確さ・二重予約・表示の決まり
  8. camperGo でできること
  9. よくある質問
  10. 関連する記事
  11. 根拠

開業の準備が進むと、「キャンピングカーの検索サイトや予約サイトに載せたほうがよいのか」「載せるならどこに、何を出せばよいのか」と迷う方が多いはずです。この記事は、これからキャンピングカーのレンタル事業を始める方に向けて、検索サイト・予約サイトの種類と手数料の形、載せる情報、選び方、掲載の手順と載せたあとの注意を、法令と公的な資料に沿って整理します。

この記事の要点

  • 検索サイトには、店舗を紹介して自社サイトや電話へ送る「検索・比較型」と、サイトの中で予約(と支払い)まで受ける「予約受付型」があります。お客様の契約の相手・お客様の情報を誰が持つか・手数料の形が違います。
  • 手数料の形は、無料の掲載、掲載料(定額)、予約や問い合わせごとの成果報酬などです。相場の公的な統計は無いので、「何に対して何%か」「キャンセルのときどうなるか」を規約で確認し、自分の数字で比べます。
  • どのサイトに出す料金・補償・キャンセル規定も、運輸支局に届け出た料金表・貸渡約款と一致させます。表示の責任は掲載サイトではなく店舗にあり、景品表示法・総額表示・特定商取引法がかかります。
  • 複数のサイトで予約を受けると二重予約が起きやすくなります。空きをどこでまとめて管理するかを、掲載の前に決めます。
  • camperGo は、掲載・認定・情報の修正が無料の検索サイトです。Web 予約とカード決済を受けるときは Proプランを申し込みます。

検索サイト・予約サイトの種類と違い

キャンピングカーを借りたい人が使うサイトは、大きく次の 3 種類に分かれます。名前は似ていても、店舗との関係はかなり違います。

種類 お客様の動き 予約・契約の相手 お客様の情報 費用の形の例
検索・比較型(紹介) 地域・車種・人数で店舗を比べ、店舗の公式サイトや電話へ移る 店舗 店舗に直接届く 無料、掲載料、問い合わせ・送客ごとの料金
予約受付型 サイトの中で日程を選び、申し込み(と支払い)まで済ませる 店舗(サイトは申し込みの取り次ぎ・決済の代行など。規約で確認) サイトを経由して店舗に届く。リピートの案内に使えるかは規約しだい 予約の成立ごとの手数料、決済の手数料
レンタカー全般・旅行全般の予約サイト 旅の予約のついでに、車も一緒に探す 規約によって違う 規約によって違う 予約ごとの手数料が多い

検索・比較型は、集客の入口を増やす役割です。予約の受付と支払いは自社のしくみ(電話・メール・自社サイトの予約フォームなど)で行うので、手数料は小さく済む一方、問い合わせへの返信や予約の確定は自分で回します。

予約受付型は、空きのカレンダー・料金の計算・申し込み・支払いまでをサイトの画面で済ませられるのが利点です。夜中や休みの日に入った予約も取りこぼしにくくなります。その代わり、予約ごとの手数料がかかり、キャンセル規定の表示や申し込みの画面の作りがサイトの仕様に左右されます。

どちらの型でも、お客様に車を貸すのは店舗です。貸渡しの契約の条件(約款・料金・補償)を決め、お客様に示す責任は店舗にあります。サイトの画面にどう表示されるかも、店舗が自分で確認する必要があります。

地図・自社サイト・SNS を含めた集客の経路の中での位置づけはキャンピングカーレンタル事業の集客方法【完全ガイド】で整理しています。

手数料の形と、比べるときの見方

手数料の形はサイトごとに違い、キャンピングカーのレンタルの検索サイトの手数料の水準を示した公的な統計はありません。率の高い低いだけで決めず、次の項目を規約と料金表で確認します。

確認すること 見る理由
何に対する率か(税込か税抜か、補償・オプション・清掃料を含むか) 同じ「10%」でも、かかる金額が変わる
いつ発生するか(掲載したとき・問い合わせ・送客・予約の成立・利用の完了) 「送客」が何を指すかは法令の定めが無く、契約で決まる
キャンセル・返金のときの扱い 返金しても手数料が戻らない場合がある
決済の手数料が別にかかるか カード決済をサイトが代行する場合、手数料が二重になることがある
支払いの方法と時期(請求書か、売上からの差し引きか) 入金の時期と資金繰りに関わる
最低の契約期間・解約の条件 合わなかったときにやめられるか

計算例(架空の前提)

前提 値
予約 1 件の金額(税込) 50,000円
サイト A 掲載料 月 10,000円(予約の手数料なし)
サイト B 掲載料なし。予約の成立ごとに 10%
  • サイト B の 1 件の手数料: 50,000円 × 10% = 5,000円
  • 月 2 件ならサイト B も 10,000円で、サイト A と同じです。月 1 件ならサイト B のほうが安く、月 3 件以上ならサイト A のほうが安くなります。
  • ただし、サイト A で予約が 0 件の月も 10,000円はかかります。開業したばかりで件数が読めない時期は、成果報酬のほうが損が出にくい形です。

予約 1 件で手元に残る金額を、決済の手数料や経路ごとの固定費まで入れて比べる方法は、予約手数料・決済手数料を考慮した利益計算で扱っています。

掲載する情報: そろえておく項目

検索サイトで選ばれるかは、情報の充実と正確さに左右されます。掲載を申し込む前に、次の情報を手元にそろえておくと、どのサイトにも同じ内容を出せます。

店舗の情報

  • 店舗の名前・住所・電話番号・メールアドレス・公式サイトの URL(看板や名刺で使うものと同じ表記)
  • 営業時間・定休日、貸出と返却の受付時間
  • 受け渡しの場所(事務所か、駐車場か)、駐車場の有無、送迎の有無
  • ペットの可否と条件、禁煙かどうか

車両ごとの情報

  • 車両の名前と形(キャブコン・バンコン・軽キャンパーなど)
  • 乗車定員と就寝定員。8 ナンバーのキャンピングカーは、就寝定員が乗車定員の 3 分の 1 以上あればよい決まりなので、乗車定員と寝られる人数は一致しないことがあります。両方を書きます
  • 運転に要る免許(車両総重量によっては普通免許で運転できない場合がある)、全長・高さ
  • 設備(ベッドの大きさ、冷蔵庫、FF ヒーター、サブバッテリー、トイレなど)と、使い方の注意
  • 写真(外観・運転席・寝る場所・収納・設備)

料金・条件

  • 料金(24 時間あたりなどの単位をそろえ、課税事業者は税込の総額で)
  • 補償の内容と料金、免責補償(CDW)に入っても残る自己負担や NOC の額
  • キャンセル料の決まり、延長・遅れたときの料金
  • 貸渡約款と、特定商取引法に基づく表示へのリンク

料金・補償・キャンセル規定は、運輸支局に届け出た料金表・貸渡約款と同じものにします。作り方はレンタカー事業の貸渡約款と料金表の作り方にまとめています。

検索サイトの選び方

選ぶときに見る点を、チェックの順に並べます。

  • お客様がいる地域と車種に強いか: 自分の地域で実際に検索して、近くの店舗がどれだけ載っているか、キャンピングカーで絞り込めるかを見ます。
  • 予約を受けるサイトか、紹介だけのサイトか: 自社で予約を回す体制があるなら紹介型で足ります。電話や返信の手が足りないなら、予約受付型が向きます。
  • 手数料の形と、何に対する率か: 前の節の表で確認します。
  • 情報を自分で直せるか: 料金や車両を変えたとき、店舗の側ですぐ直せるか、運営に頼む必要があるか。古い料金が残ると、表示の責任は店舗に返ってきます。
  • キャンセル規定・補償の説明を載せられるか: 料金だけが目立ち、自己負担やキャンセル料が見えにくい画面だと、後のトラブルの元になります。
  • お客様の情報とリピートの扱い: 予約のお客様の連絡先を店舗が受け取れるか、次の旅の案内に使えるか。
  • 口コミの仕組み: 実際に利用した人だけが書けるか、店舗が返信できるか、店舗が削除できるか。
  • 規約で決まっている制限: サイト経由のお客様を自社の予約に移すよう案内すること、サイトに載せた料金より自社サイトの料金を安くすることなどを、規約で制限しているサイトもあります。載せる前に規約を読み、守れるかを確認します。
  • やめるときの条件: 契約の期間・解約の方法・掲載の削除の手順。

掲載の手順

どのサイトでも、おおむね次の順で進みます。

  1. 情報をまとめる: 前の節の項目を、表計算ソフトなどに 1 か所でまとめます。サイトごとに入力するときの元になり、変えたときもここを直してから各サイトに反映します。
  2. 規約と料金を読む: 手数料・支払い・キャンセルの扱い・自社への誘導の制限・解約の条件を確認します。
  3. アカウントを作り、店舗の確認を受ける: 多くのサイトは、店舗の方からの申し込みであることを確認します。店舗のドメインのメールアドレスや、公式サイトに載せた連絡先を使うと話が早く進みます。
  4. 店舗と車両の情報を入れる: 名前・住所・電話の表記は、Google ビジネスプロフィールや自社サイトと同じにします。
  5. 料金・補償・キャンセル規定を入れる: 届け出た料金表・約款と照らし合わせます。税込の総額になっているかも見ます。
  6. 公開の前に画面で確認する: お客様と同じ画面で、検索結果・店舗のページ・(予約受付型なら)申し込みの最後の画面まで進み、料金とキャンセル規定の見え方を確認します。
  7. 公開後は月に 1 回見直す: 料金・車両・写真が古くなっていないか、空きの表示が正しいかを見ます。

許可を受ける前に料金を取って貸すことはできません。許可と「わ」ナンバーの登録の見通しが立つまでは、予約の受付を始めないようにします。

載せたあとの注意: 正確さ・二重予約・表示の決まり

情報の正確さは店舗の責任です。 掲載サイトの画面であっても、店舗が自分の役務について出す表示には景品表示法がかかります。車両や設備を実際より良く見せる表示(優良誤認)、料金を実際より有利に見せる表示(有利誤認)は禁止です。古い写真で装備が違う、季節の料金を変えたのにサイトだけ前の料金のまま、という状態も避けます。料金表・約款を変えたときは運輸支局への事後の届出が要り、その内容をすべての掲載先に反映します。

総額表示: 課税事業者が消費者に料金をあらかじめ示すときは、消費税を含めた総額で表示します(消費税法第63条)。媒体を問わないので、掲載サイトの料金も対象です。

サイト経由で予約を受けるなら特定商取引法もかかります。 Web で申し込みを受けるのは通信販売に当たり、料金・支払いの時期と方法・貸出の時期・キャンセルに関する事項・事業者の名称と住所と電話番号などの表示が要ります(第11条)。申し込みの最後の確認画面には料金・支払いの時期と方法・貸出の時期・キャンセルに関する事項などの表示が要り、申し込みになることやこれらの事項を誤解させる表示は禁止です(第12条の6)。必要な表示が無い画面や誤解させる画面で、誤解して申し込んだ人は申し込みを取り消せます(第15条の4)。契約の相手が店舗なら、画面を作るのがサイトの側でも、取り消しの影響を受けるのは店舗です。表示の項目のくわしい中身はキャンピングカーレンタル事業の集客方法【完全ガイド】にまとめています。

二重予約を防ぐ: 自社サイト・電話・複数の検索サイトで予約を受けると、同じ車両の同じ日に 2 件入ることがあります。防ぎ方は次のとおりです。

  • 空きの正本を 1 か所に決め、どの経路の予約もすぐそこに入れる。
  • 予約受付型のサイトが空きの連携(カレンダーの取り込み・書き出しなど)に対応しているかを確認する。連携には反映の時間差があることを前提にする。
  • 連携できないサイトは「店舗が承認してから確定」の設定にするか、空きを少なめに出す。
  • 整備・点検・車検の日も先に押さえる(8 ナンバーのレンタカーは 3 か月ごとの定期点検が要ります)。

二重予約を店舗の都合で断ると、お客様の旅の計画を崩し、口コミにも響きます。経路を増やすのは、空きの管理の方法が決まってからにします。

「No.1」や紹介記事にも決まりがあります。 比較サイトのランキングを根拠に「地域 No.1」と自社で書くには、比較の対象・調査の対象者・公平な調査方法・表示と結果の対応がそろった合理的な根拠が要ります。店舗が依頼して紹介記事を書いてもらい、内容に関わる場合は店舗の広告に当たり、「広告」「PR」などの表記が無いとステルスマーケティングとして景品表示法違反になります。

camperGo でできること

camperGo は、全国のキャンピングカーのレンタル店舗と車両を探せる検索サイトです。掲載・認定・情報の修正はどれも無料です(Freeプラン)。

  • すでに載っている店舗: camperGo の運営側で、公式サイトなどでキャンピングカーの貸出を確認できた店舗を、公開情報をもとに掲載しています。店舗の方は無料で認定を申請でき、運営の承認のあとは、店舗・車両の情報の修正や車両の追加を申請できます。承認のあとはオーナーの方の情報を優先し、既定の「店舗で管理」なら、運営側で集めた情報で上書きしません。扱う車種・車両の情報を camperGo に最新に保ってほしい店舗は「camperGo で管理」も選べ、この場合は登録した情報が書き換わることがあります(写真・紹介文・よくある質問・予約の設定などは変わりません)。どちらにするかはいつでも変えられます(店舗の情報の管理)。認定した店舗には、検索結果に「認定」のタグが付きます。手順は店舗の認定の手順をご覧ください。
  • 載っていない店舗: 店舗と車両の情報を入れて新規に登録を申請できます。運営が確認して承認すると掲載され、申請した方がその店舗のオーナーになります。手順は掲載されていない店舗の登録をご覧ください。
  • Freeプランでできること: 検索結果への掲載、公式サイト・自社の予約ページへのリンク、基本の情報の店舗の詳細ページ、直近 30 日の集客の数字(閲覧・検索での表示・連絡のクリック)、掲載の改善の提案です。予約は自社のしくみで受けるので、紹介型の検索サイトとして使えます。
  • Proプランでできること: camperGo から直接の Web 予約と、店舗の Stripe アカウントでのカード決済を受けられます。「すぐ確定」か「店舗が承認してから確定」かを選べ、電話・メッセージアプリなどで受けた予約も手で入れて空きをまとめて管理できます(手で入れた予約に手数料はかかりません)。iCal・API・Webhook で、ほかの予約の仕組みと空きや予約をそろえることもできます。写真・紹介文・よくある質問のある詳細なページ、利用したお客様の口コミと返信も Proプランの機能です。

Proプランは初期費用・月額の固定費が無く、camperGo から入った予約が成立したときだけ手数料がかかります。率と計算のしかたは料金プラン、機能はProプラン、掲載の考え方は店舗掲載についてをご覧ください。始めるときは会員登録から進みます。

よくある質問

検索サイトに載せれば、自社のホームページは要りませんか?

検索サイトだけでも予約は受けられますが、自社のページはあったほうが安心です。料金・約款・特定商取引法の表示をまとめて示す場になり、検索サイトや地図から来た人が最後に確認しに来る場所にもなります。掲載サイトの規約や仕様が変わったときの受け皿にもなります。

複数の検索サイトに載せてもよいですか?

規約で禁じられていなければ載せられます。ただし、どのサイトにも届け出た料金表と約款に沿った料金・補償・キャンセル規定を、適用の条件まで正確に出すこと、空きをまとめて管理して二重予約を防ぐことが前提です。サイトごとに割引を付けることはできますが(次の質問)、掲載サイトの規約で料金の差が制限されていないかも確認します。最初は 1〜2 か所に絞り、数字を見てから増やすと管理の手間を抑えられます。

検索サイトに出す料金を、自社サイトより安くしてもよいですか?

届け出た料金表の範囲であれば、経路ごとに割引を付けること自体はできます。届け出た基本料金より安くする割引は届出が要りません(長期割引・早期予約割引・クーポンの活用方法)。ただし、掲載サイトの規約で料金の差を制限している場合があるので確認します。料金の差を付けるなら、どちらの画面でも条件を正しく示します。

検索サイトの手数料は、お客様に上乗せしてもよいですか?

上乗せするなら、お客様が払う総額と、その内訳(手数料に当たる金額)を予約の前に分かるように示します。料金に含めて表示するか、別の項目として示すかを決め、届け出た料金表との関係は運輸支局に確認してください。表示のしかたは予約手数料・決済手数料を考慮した利益計算でも扱っています。

掲載をやめたいときはどうすればよいですか?

各サイトの規約にある解約・削除の手順に従います。camperGo では、認定した店舗は店舗の管理画面の「設定」で非掲載にでき(運営の承認のあとに反映)、店舗オーナー管理画面から掲載の削除も申請できます。会員登録をせずに削除を希望する場合は、お問い合わせ(掲載の削除のご依頼)から連絡できます。

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